2017 13 Oct

ゲームを楽しんでもらうための「場」をつくる――コミュニティマネージャーの仕事

ゲームを楽しんでもらうための「場」をつくる――コミュニティマネージャーの仕事

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2017.10.13

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住吉 政一郎 | Seiichiro Sumiyoshi
大学卒業後、2012年にDeNA入社。入社後は複数のゲームタイトルに携わり、現在は宣伝部副部長を務める(2017年10月現在)。

DeNAのゲーム開発の現場には「コミュニティマネージャー」がいて、開発メンバーと一緒にゲームをより一層楽しむための「場」を考え、展開しています。宣伝部内に設置されているコミュニティマネジメントグループの3つのチーム「リアルイベント」「公式Wiki」「ソーシャル」がそれぞれどんなことをしているのか、宣伝部副部長の住吉政一郎に聞いてみました!

リアルイベントチーム

<どんなことをしているチーム?>
DeNAのゲームアプリのリアルイベントを企画・実施するチームです。会場の決定や配布グッズの作成、公式サイト・SNSでの事前告知、イベント時のライブ配信に関する設計から実際のイベント実施まで、リアルイベント全体を統括しています。

オセロニアンの祭 2017

2017/8/27に開催したリアルイベント「オセロニアンの祭 2017」での集合写真

<リアルイベントの醍醐味>
リアルイベントを実施するまではなかなかプレイヤーの方々と直接お話する機会がなかったのですが、実際にお会いしてお話すると、すごく深く遊んでくださっているので、逆に僕たちが教わることの方が多いです。そのぐらいの距離感でやりとりをしていると、運営のメンバーもプレイヤーのみなさんからかなりのエネルギーをもらいます。

<居心地の良いコミュニティを>
リアルイベントを通してプレイヤー同士がつながって、Twitter等でも自然と「居心地の良いコミュニティ」が醸成されていると感じます。コミュニティにおいては、「そのコンテンツをみんながどう遊ぶか」よりも、「みんなで盛り上がれるか」のほうが重要だと思うんです。これからも、その盛り上がりの後押しができる取り組みを考え、リアルイベントを作っていきたいですね。

 

公式Wikiチーム

<どんなことをしているチーム?>
公式Wikiは、ゲームの中のさまざまな情報を分かりやすくプレイヤーのみなさんに伝えるという役割のほか、運営のメッセージを伝えるメディアとしても活用しています。
コミュニティとは直接は関係がないように見えるかもしれませんが、コミュニティマネジメントにおいて、「どういう情報に触れ続けるか」は大事な要素のひとつです。その観点から、公式Wikiもコミュニティにおいて重要な役割を担っています。

<公式Wikiならではの仕組み>
世の中にはたくさんの攻略サイトがありますが、公式としては「スピード感」と「正確な情報の提供」はもちろん、プロデューサーレターや運用ブログなど、「公式ならではの要素」を盛り込むことに注力しています。公式Wikiでプレイヤーからのコメントを見ていると、「運営が意見を取り入れてくれた!」という言葉があったりするんです。運営側の声を広く届けることができますし、逆にプレイヤーのリアルな意見を見ることもできる、貴重なリレーションの場になっています。

<ゲームと連携した「情報設計」>
今、公式Wikiチームで大事にしているのは「情報設計」の観点です。ただ単にゲームの中にある情報を転載するのではなく、ゲームのサイクルの中だけではプレイヤーに伝えきれない部分をフォローし、求めている情報をすぐ入手できるような設計を重視しています。タイトルごとの特性をふまえ、今よりもっとゲームを楽しんでいただける仕組みを今後も構築していこうと考えています。

 

ソーシャルチーム

<どんなことをしているチーム?>
TwitterやLINEなどのSNSの運用、関連キャンペーンの運用を担当しています。Twitterなどでプレイヤーのみなさんからいただいた貴重なご意見は、開発チームにシェアし、ゲームをよりよくするために活かしています。

<変化するゲームアプリとTwitterの関係>
DeNAのゲーム事業で本格的にTwitter運用を始めたのは2015年ごろですが、そのころはまだプレイヤーのみなさんと直接コミュニケーションをとるようなアカウントは少なくて。社内でも試行錯誤しながら運用していました。なので、Twitterでの情報発信については、コミュニティ形成というよりマーケティングの一環として取り組んでいたんですよね。しかし今は、Twitterは「プレイヤーのみなさんが楽しむ場」に変化していて、プロモーションツールの役割はほぼ担っていないと思っています。

トレンドが日々移り変わるSNSでは、「プレイヤーがツールをどう使うか」をそのときどきで正確に把握して運用していく必要があります。その上で、ゲームと相乗効果を生めるようなツールとして最大限活かしていくことが、このチームのミッションであり、醍醐味でもあると思っています!

 

※本記事は2017年10月時点での情報です。