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2019.12.27

【GDMゆく年くる年】多彩なクリエイター登壇で盛況だった勉強会も2020年はさらに進化!? 今年の締めくくりインタビュー実施

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DeNAが主催する、ゲームクリエイター向け勉強会「Game Developers Meeting(GDM)」。自社他社問わず、多数のエンジニアやデザイナー、ディレクターなどが登壇し、最新のゲーム開発における技術や情報を、勉強会や座談会という形でお届けしています。

12月20日(金)には、2019年最後の回となる「GDM Vo.39エンジニア勉強会」が無事終了しました。そこで今年の振り返りとして、運営メンバーであるDeNAの藤村幹雄と髙橋彩に、実施して良かった点、運営上で苦労した点、登壇者や来場者から頂いた意見・要望などを聞いてみました。

2019年のGDM運営を振り返って

――まずはじめに2019年を振り返って、GDM運営で苦労した点と良かった点、気付いた点などを教えてください。

藤村イベント運営というのは、思ったより大変なのが正直な感想です(笑)。毎月開催ということもあり、GDMの主役であるご登壇いただいた皆さま、告知掲載など協力いただいたWEBメディアの皆さま、運営に協力してくれたスタッフに感謝です!

藤村幹雄
GDM運営チームのBOSS。公私ともにさまざまなゲームクリエイター、関係者と繋がりが深く、ゲーム業界での幅広い人脈を生かして登壇者を次々とアサイン。会場では司会進行や懇親会での積極的な交流も欠かさない。この人がいないとGDMは成り立たないほどのキーパーソン。出張先のうまいものと獺祭とラーメン大好き。

髙橋皆さまありがとうございます! もちろん当たり前ではありますが、毎月しっかりと開催が実現できたことは良かったと思っています。藤村さんの尽力もあって、さまざまな会社のクリエイターさんが登壇してくれました。

また、イベント管理サービス「Peatix」のGDMページに対するフォロワーさんが、約1年で1,000人以上増えたことも、とても嬉しい出来事ですね。

GDMの準備などのロジ周りに関しては、組織開発部のメンバーが交代で担当していますが、彼らのホスピタリティが本当に高くて、常に次を考えて動いてくれるので、進行もスムーズでとても助かっています。

髙橋彩
GDM運営リーダーおよびケータリング&デザート特別顧問。イベントに関連する準備や当日のロジ周りなど、事前の細かい調整をほぼ一人でこなす。Peatixの手続きや資料作成だけでなく、現場では常に動き回りイベントを円滑に進める、まさに縁の下の力持ち(裏番長)。ボードゲームでは類まれなる強運を持つ。

――運営する上で特に大変だったこと、工夫した点はなんですか?

藤村先にも述べましたがやはり、毎月開催という継続性ですね。他社のイベント主催者と交流した際に、皆さん継続開催の難しさを悩まれているといった声を良く耳にしました。

登壇者を含め、運営にご協力いただく方にもメリットがある内容にするため、日々悩みながら企画設計しています。また、社内の調整もまあまあ大変でした……(笑)。

髙橋 「DeNAのゲーム開発の本気さ」 やGDM自体の認知度を広めることを目的として、これまでゲームイベントや技術者向けカンファレンスでブース出展をしていましたが、他の都市に遠征したときは設営も含めて、苦労したのを覚えています。

また、GDMを知らない人にも興味を持ってもらえるように、自社のオウンドメディアに案内ページやイベントレポートを掲載したり、目を引くような面白いノベルティグッズを企画して配布するなど、試行錯誤の日々でしたね。

GDMだけでなく「Unite Tokyo 2019」や「CEDEC 2019」など技術者向けカンファレンスの会場でも、ノベルティキャンペーンを実施。トートバッグや文庫型メモ帳などがオリジナルグッズが配布されました。

――主催、運営する上で嬉しかったこと、開催して良かった、やりがいを感じる点はどのようなところですか?

藤村立ち上げ当初は、GDMが業界内に認知されておらず、苦労も多かったですが、継続開催することで認知度が上がったタイミング、これまで参加されていない方々が初参加され、充実した時間を過ごされているのを見ると喜びを感じました。

また、社外の懇親会などで、GDMのことを知っていてくださり、会話の話題になるのも嬉しいですね。

勉強会後に実施される懇親会では、軽食を取りながら登壇者と直接交流できる場が用意され、多くのクリエイターが名刺交換をしながら毎回盛り上がっています。

髙橋イベント運営の裏方って、思ったより力仕事が多くて大変なんですが、実施後のアンケートで満足度が高い回答を読んだり、懇親会で登壇者と参加者が盛り上がって楽しんでいるのを見ると、それまでの疲れが吹っ飛びますね!

秋頃から実施しているSNSキャンペーンでは、勉強会や会場の様子を拡散してくれた方にノベルティグッズを進呈していますが、実際に使ってくれていたり、選ぶのを悩んでいるのを見ると、けっこう嬉しいんですよ。

――登壇者からイベント後にどのような意見、フィードバックを受けましたか?

藤村GDM立ち上げの大きな目的であった、ゲームクリエイターの 「見たい、知りたい、会いたい」 が実現できる場をつくることができたこともあり、職種によっては座談会など開催する場所やコミュニティも少なく、このようなイベントはありがたい、と言われることが増えました。

髙橋それはとっても嬉しいですよね。登壇していただいたクリエイターさんから「ぜひ第二弾を開催したいです」と言ってもらったり、持ち込み企画を提案してくれるクリエイターさんもいました。

――特に藤村さんは親交が深いクリエイターも多いので、いろいろな方面から意見や感想を聞いたのでは?

藤村確かにそうかもしれません。知り合いのクリエイターさんから再登壇の相談を受けたり、ゲーム業界で取り上げるべきテーマの打診などをいただけるのは、非常にありがたいですね。最近では「運営大変だと思いますが、ぜひ継続開催してください! 」とお願いされています。

――来場者や社内の人間からはどのような意見、感想がありましたか?

藤村GDMというイベントの名前は知っているけど、まだ参加したことはない方が、実際に行ってみたら学びも多く、同じ職種や課題を抱えたクリエイターと交流して「参加してとても良かった! 」「次回は同僚や知り合いも誘ってみます! 」と喜んでくれたのは、本当に嬉しかったですね。

回を重ねるごとに、少しずつ来場者は増加し、それに合わせて会場(セミナールームを合体させてます!)もだんだんと広くなっていきました。

――来場者からの実施後アンケートでは、どのような意見や要望がありましたか?

藤村ゲーム開発に携わっている方が多いので、これからのゲーム業界で必要になる技術や動向に関心が高い傾向がありますね。今後取り上げて欲しいテーマなど要望については、アンケートを随時参考にさせていただいています。ご意見を読みながら、私自身も勉強になることも多いです。

髙橋アンケートには、勉強会について「とても面白かった」「質疑応答の時間がもっと欲しい」など、率直なご意見やご感想をたくさん記入していただいています。すべて運営チームで目を通して、今後に活かしていきたいと思っていますので、ご期待ください。

――ちなみにGDMで提供されるフードやデザートもかなり凝っていますよね。これはどのように企画し、実現しているんですか?

藤村ここは髙橋さんの出番ですね!

髙橋はい! ケータリングなど軽食については、勉強会後の懇親会で食事をきっかけに話が盛り上がったり、華やかな見た目が会話のネタになって、より仲良くなってくれればいいな、と想像しながら企画しています。特にお寿司はGDMの定番なんですよ。

デザートは季節感を大切にしながら、流行りのスポットや話題の商品を雑誌やネットなどでチェックして決めています。会社が入っている渋谷ヒカリエのB2Fは、しょっちゅうパトロールしてるんです(笑)。渋谷スクランブルスクエアもオープンしたばかりなので、お店を回るのが大変です。

また、選ぶときの自分なりの鉄則は「私が食べてみたい! 」と感じたデザートを購入することです。自信を持って用意していますし、美味しそうに見えるようなデコレーションも、季節ごとに毎回工夫しているので、ぜひ注目してみてください!

登場したデザートの数々。実は男性の参加者にもかなり人気で、あっという間に完食状態!甘いものは別腹?

――来年のGDM運営について、それぞれが描く来年の抱負を教えてください。

藤村イベント開催に際して多くの方々の協力があり、ここまで継続できたことに本当に感謝しております。2020年からの新たな取り組みも検討していますので、楽しみに続報をお待ち下さい!

髙橋ご参加いただいている皆さまは、本当に勉強熱心で素敵な人が多いです。これまでさまざまなイベントに携わってきましたが、GDMは登壇者や参加者と距離が近いイベントなので、私にとってはHOMEのように大切に思っています。

来年も登壇者や参加者の皆さんに「また登壇したい」「参加したい」と思えるように、今後もより良いイベントにしていきたいと思っています。また、会場でお会いできるのを楽しみにしています。

――GDMは2020年も盛り上がりそうですね。ありがとうございました!

DeNAのモバイルゲーム開発のリアルな姿を世の中に伝え、クリエイター同士がカジュアルに交流できる場をつくる目的を掲げ、運営がスタートしたGDM。

社内の人間だけでなく、社外の多くのクリエイターが登壇してバリエーション豊かな勉強会が実施され、クリエイターが感じる「見たい、知りたい、会いたい」といったテーマを体現し始めています。

1年以上に渡り、運営側も手慣れてきており高いホスピタリティを発揮できています。勉強会の内容はもちろん、懇親会での積極的でとても盛り上がっているコミュニティに、ぜひ参加してはいかがでしょうか?

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取材・文・撮影:細谷亮介