ゲームクリエイター

2019.08.15

【ナカノヒトTalk #003:データエンジニア岩尾一優】自分に、そしてメンバーにいつも正直であること。プライベートでは子育てに奮闘中!

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DeNAのゲーム開発の現場には、どんな人が働いていて、どのような思いを持って仕事に取り組んでいるのかーー「ナカノヒトTalk」は、社内のさまざまな職種の人へのインタビューを通して「人となり」をお伝えする特集です。

今回の「ナカノヒトTalk #003」では、分析部データエンジニアリンググループのマネージャーとして活躍する岩尾一優にインタビュー。

マネージャーを務めながら採用活動にも積極的に取り組んでおり、岩尾との面接が決め手で入社を決めたメンバーも多いのだそう。そこで、彼のコミュニケーション能力の秘密に迫りながら、普段の働き方で心がけていることや、プライベートの過ごし方についても、根掘り葉掘り聞いてきました。

全社横断の分析組織を兼務

――本日はよろしくお願いします! それでは最初に、最近のお仕事について教えてください。

こちらこそ、よろしくお願いします。まず、仕事面で最近大きく変化があったのは、全社の機能を支えるシステム本部の分析推進部と兼務になったことですね。これまでと同じく、楽しく業務をしながらも、考えなければいけないことも増えました。

特に、これまでゲーム事業部の中で行ってきた分析業務の効率化・高度化を全社にいかに伝播していくかなど、どうやって全社のデータ活用水準を高めていくかを考える機会が増えたかな、と思います。

また、全社内でオンプレミスで動いている機能を、すべてクラウドに移行するプロジェクトに関わっていることは自分にとって、大きなチャレンジです。

※オンプレミス:企業などが情報システムの設備を自社で保有、運用すること。

オンプレミスに強みをもつDeNAはなぜクラウド化を決めたのか? その舞台裏と今後の展望

今回のクラウド移行は、全社的にも大規模なプロジェクトで難易度も高く、分析部のデータエンジニアリンググループが環境移行を担当する部分も大きいんです。

新たなインフラ部分は専門部署が用意してくれますが、その他にもデータ移行やデータパイプラインの移行など、本来のアナリストのスキルセットとはかけ離れた技術も必要とされるので、データエンジニアとして、手厚く介入するようにしています。

面接では一緒に働くことを強くイメージ

――それでは本題なんですが、最近は面接官としても大活躍されているという噂を耳にしたんですが……!?

そうなんですか!? 自分がまず面接のときに重要視するのは「自分と働きたいと思ってほしい」ということです。

候補者の方は、DeNAだけでなく複数の会社を受けているはずですし、自分が「ぜひ入社して欲しい」と思えるような方は、他社でも必要とされる人材だと思うので、多くの会社の中から自分(DeNA)を選んでもらえるように意識しています。

そのためにも、面接の前準備については、事前に共有されるレジュメ(履歴書/経歴書)も丁寧に読み込みながら、どの部分を深く質問していくかなど、ある程度シナリオを考えています。

――面接時の会話で心がけていることなどありますか?

その人の特化した部分を探すようにしています。エンジニアリングに強みを持っている方には、アーキテクチャ設計図をホワイトボードに描いてもらうなどした上で「この部分、こういう設計も考えられますが、どうしてこの設計を選択したのでしょうか?」というような聞き方をするなど、ディスカッションに近い面接をしています。

また、ビジネスマンとして動くのが得意な人は、システム構築だけでなく、当時の導入や展開について話してくれる傾向が強いので、社内でどんな摩擦が起きたかなど、苦労した部分の質問に切り替えるときもあります。

――面接ではどの点を重視されているのでしょうか?

まず、DeNAという会社の文化にマッチできるのかを考えます。具体的には、DeNAの行動指針であるDQ(DeNA Quality)を理解・体現できることがマストだと思っています。そして、課題解決に関する質問に対しての「回答の目線の高さ」で差がつくこともありますね。

※DQ(DeNA Quality):チームとして最大限のパフォーマンスを発揮するために掲げられた、全社員に必要な共通の姿勢や意識(「こと」に向かう・全力コミット・2ランクアップ・透明性・発言責任)

また、課題にぶつかったときに「上司に報告して終わり」ではなく、メンバーを巻き込んだり、解決するためのプロトタイプを作って提案するなど、未来を見据えて動ける人は強いと思いますよ。

――チームメンバーとの相性の組み合わせも考慮しますか?

もちろん。最近入社が決まったメンバーは、バランス感覚に優れてどっしりと構えるタイプの人で、これまでチームにいなかったタイプです。サッカーで例えるとセンターバックやキーパーのような役割を期待しています。

ちなみに、よくチーム編成について話す時に「そういえばこのチームって、キーパーいないよね」というようにサッカーのポジション、フォーメーションに例えて話すことが多いんですよ(笑)。

――過去に出演したインタビュー記事の反響についてはどうですか?

紹介した記事を読み込んで来てくれている方も多いです。ありがたいことに、これから入社する方も自分の記事を読んでくれていたそうです。最近では逆に、こちらから私の登場している記事を事前に紹介し、一定の理解をしていただいた上で面接に臨んでいただくこともあります。

【DeNA分析部特集Vol.3】データエンジニアリンググループ発足の狙いとは?MLOps導入や新技術によるコスト削減などで事業貢献を目指す

また、両親には自分が載った記事を必ず報告しています。親は「有名人になっちゃって!」と無条件に喜んでくれていますね(笑)。

あとこれは余談ですが、某BIツールの会社から「GeNOMの記事見ました!」と連絡を受け、実際に社内のデータ活用水準を高めるためにそのツールを導入して、一緒にPoCを始めようと考えています。それを考えると、記事の反響も大きく、少しずつ活用ができていると思いますね。

自分に、そしてメンバーに常に正直であれ

――マネージャーとして、普段からメンバーとのコミュニケーションで心がけていることはありますか?

常に、自分の意見を正直に話すことを心がけています。多少の議論に発展して、仮にちょっと気まずい雰囲気になったとしても、自分の考えとその理由は率直に、相手が誰であろうと伝えるようにしています。

また、メンバーへの期待レベルについては、当人と入念にすり合わせていて、チームがどう成長していくべきか、大きなビジョンと整合して、本人のWILLと合致させることを徹底しています。

現在はチームが拡大フェーズに入っており、自分がすべてをチェックすることができないため、間接マネジメントをしないと、組織も発展していかないと感じています。メンバー自身が、誰とどのような調整をして進めていくのかを考えて、自走してほしいですね。

――グループの課題はありますか?

今期はPM(プロジェクトマネージャー)的なスキルが足りていないと感じています。技術的には長けているメンバーは多いのですが、全体を俯瞰して見て、適切に優先順位をつけることができれば、もっと広範囲を任せることができますね。

スキルレベルは明確に数値化できるわけではないので、どんな行動や習慣ができているか、など可視化できる部分と、未来像を定義しながら1on1でフォローアップしています。

あとは、暇を見つけてコーヒーブレイクをしていますね。自分がメンバーに対して何でも言えるのは、日頃から仲良くて、仕事のことだけじゃなく、家族やプライベートなことを話しているからなんです。周囲には先輩メンバーもいますが、気軽に言い合える関係を築けています。

社内外のイベントにも積極的に登壇

――Google Cloud Nextにも登壇されましたね!

はい。おかげさまで500名ほどの会場が満席でした。最初は大きい会場をアサインされたので、不安でしたが、練習の甲斐もあり、無事に乗り切ることができました。応援にかけつけてくれたメンバーもいて大変心強かったです。

――岩尾さんって、緊張します? 「TechCon2019」でも堂々とプレゼンをしていた印象が。

もちろん、しますよ(笑)。始まってしまえば平気なんですが、登壇直前が一番緊張します。とにかく練習をしまくって、チームメンバーに参加者役をしてもらって裏で何度もリハーサルしていました。「DeNA TechCon 2019」のときは、空いていたセミナールームでギリギリまで練習していました(笑)。

プレゼンでは、バックグラウンドが違う人にどう伝えるか、そもそも誰に向けて伝えるのかを考えて、資料を何度も修正し、実際にしゃべりながら細かくチューニングしていますね。

【後編】DeNAゲーム事業におけるデータエンジニアの貢献〜客観性を担保したLTV予測やBigQuery運用におけるコスト最適化、そしてMLOpsへの挑戦〜

――普段から仕事の効率やメンタル面のコントロールでやっていることはありますか?

朝の時間を使って、最優先でやることを集中して作業するようにしています。昼過ぎからはランチを外で食べつつ、ちょっと社内をウロウロして考え事をしたりしますね。個人的に仕事にコーヒーは欠かせません。

忙しい中でも、人と話すことが気分転換にもなりますし、気軽に課題を話しているうちに解決の糸口が見つかることもあるので、個人的にメンタル面を大きく崩すことはないですね。怒ることもほとんどないですよ。

2人の娘の子育て真っ最中!

――最後に、プライベートについて教えてください。

3歳と0歳の娘がいます。平日の日中は妻が見てくれているのですが、それでも毎日大変です(笑)。特に上の子は活発で、休みの日はほとんど外に連れて行って遊んでいます。

でも、外でたっぷり遊んで帰ってきても全然お昼寝してくれなくて、室内でジャングルジムやトランポリンで遊ばせています。お父さんの体力はいつもゼロに近いです……(笑)。

また、最近ではひらがなや数字などの勉強もはじめました。基本は横に座って教えているのですが、ほうっておくと、教えてない他のページの問題を解いてたり、大人が思っているより、成長が早いので驚きますよ。

――もちろん、まだゲームに興味はないですよね?

さすがにまだゲームは遊ばせてないですが、映像配信の画面にあるリモコン操作を覚えて使っているのを見かけました(笑)。

最近は活発な上の子にかかりっきりなんで、まだ小さな下の子はおとなしくて、ちょっとかわいがるとニッコリ笑ってくれるんです。子どもたちは本当に癒やしの存在ですね。

――家庭では良きパパのようですね。今日はありがとうございました!

インタビュー・執筆:細谷亮介
編集・撮影:佐藤剛史

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